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Lobero Theatre
California でいちばん長く続く劇場。まわりの「古い」町より、ずっと古いんです。
Key facts
- もとのオペラハウスは、イタリア移民の José Lobero が一八七三年に建てました
- California でいちばん長く続けて営業している劇場だ、と劇場自身がうたっています
- 今の建物は、George Washington Smith による一九二四年のスパニッシュ・コロニアル・リバイバルの建て直しです
- 地震前の「新しいスペイン」運動の目玉。一九二五年の地震の一年前に再オープンしました
Narration transcript
左手にある、Canon Perdido Street から少し引っ込んで建つ、この控えめな建物。これが Lobero Theatre(ロベロ・シアター)です。もしかすると、この散歩でいちばん大事なスポットかもしれません。というのも、この町が「やっている最中」を、そのまま捕まえている場所だからなんです。
Lobero が名乗っている主張は、なかなか大きいですよ。California で、いちばん長く続けて営業している劇場だ、というんです。この、まさにこの場所で、一八七三年から劇場が建ち、公演を続けてきました。José Lobero(ホセ・ロベロ)というイタリア移民が、ここにオペラハウスを建てたんです。作りものの古さだらけのダウンタウンの中で、これは本物の、はっきり証明できる古いランドマークなんですね。
でも、ちょっと見てください。白い壁、瓦、すっきりしたアーチ。スパニッシュ・コロニアル・リバイバルなんです。あの郡庁舎とも、La Arcada とも、そっくりですよね。そして、ここが、このスポットをツアーの鍵にしている「どんでん返し」です。この建物は、一九二四年の建て直しなんですよ。劇場そのものは一八七三年。でも、その見た目は、地震の前の年のものなんです。Santa Barbara は、自分のいちばん古い施設のひとつを、新しく作り出したあの様式で「着替え」させたんです。わざと、目玉として。しかも、あの様式を法律にまでした地震の、まる一年も前にね。
つまり Lobero は、見た目より古くて、それでいて同時に「衣装」でもあるんです。これはもう、このツアーの考えぜんぶが、一か所に立っているようなものですよね。downtown Santa Barbara では、「古い」は、あるときは本物、あるときは演出、そしてしばしば、その両方が、同じ白い漆喰のコートを着ているんです。
さあ、Canon Perdido Street を東へ、一区画ほど歩きましょう。あなたはこれから、この町ぜんぶの、本当の始まりにたどり着くんです。町がそこから育っていった、あの砦にね。