The Getty Center

尾根を覆う百万平方フィートのイタリア産トラバーチン — 無人トラムで登る、この高速いちばんの建物です。

The Getty Center
Photo credit: ChristianSchd / Wikimedia Commons (CC BY-SA 3.0). All image credits.

Key facts

Narration transcript

右手の尾根の上 — 光を受けて輝く、あの淡い石の要塞のような建物が、Getty Center(ゲティ・センター)です。そして、このドライブ全体で目にする中で、いちばん大切な建物なんですよ。一九九七年に開館しました。設計は Richard Meier(リチャード・マイヤー)。世界で一番裕福な美術館だからこそ出せる、とてつもないお金がかかっています。建物全体がイタリアのトラバーチンで覆われていて — 百万平方フィートを超える量です。古代ローマを築いたのと同じ、ローマ近郊の石切り場から切り出された石なんですね — しかも石のかたまりをわざと粗く割って、今でも化石や石の表情がそのまま見えるようにしてあります。

ここがとても Los Angeles らしいところなんです。ここへは車で登っていきません。この高速のそば、ふもとに車を停めると、無人のトラムが斜面を滑るように頂上まで運んでくれます。だから登っていくこと自体が、到着の一部になるんですね。上にたどり着くと、白い展示棟のあいだに生きた芸術作品があります — Robert Irwin(ロバート・アーウィン)の Central Garden。植物でできた峡谷を彫刻のように設計したもので、永遠に完成しない作品なんですよ。十億ドルの美術館を、まるで乗り物のように登っていく。405 の上へ、ふわりと浮かび上がるようにして。

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