Caesars Palace
アポストロフィがないのはわざと — 誰もが Caesar だから。(そして Evel Knievel の最悪の着地。)
Key facts
- Caesars Palace は1966年、Jay Sarno が開発して開業。名前はわざとアポストロフィを省いており、宮殿がひとりの皇帝のものではなく、客の誰もが Caesar だ、という発想です。
- 1967年12月31日、命知らずの Evel Knievel がオートバイで Caesars Palace の噴水の飛び越えに挑み、着地でひどく転倒して重傷を負いました。その映像で彼は一躍有名になりました。
- The Forum Shops at Caesars の天井には、昼から夜へゆっくり移り変わる「空」が描かれており、多くの店に真似された Las Vegas の商業演出です。
Narration transcript
左手、列柱、大理石の神々、そして大きく広がる噴水が、Caesars Palace(シーザーズ・パレス)の到来を告げます。Strip でいちばん帝国風の住所、開業は一九六六年、手がけたのは Jay Sarno(ジェイ・サーノ)という、夢の作り方を本当に分かっていた男です。でも、名前をよく見てください。Caesars、アポストロフィがないんです。誤植じゃありませんよ。Sarno がわざと外したんです。これはひとりの Caesar の宮殿ではなく、客の誰もが Caesar になれる宮殿なんだ、という発想でね。おだてが、看板に組み込まれているんですよ。
正面のあの噴水にも、それ自身の伝説があります。一九六七年の大晦日、命知らずの Evel Knievel(イーヴル・カニーベル)が、オートバイでこれを飛び越えようとしました。噴水は越えたんです。でも着地がとんでもなく狂って、舗装の上を転がり、ひどい怪我を負いました。おかしいのは、その映像が彼をスーパースターにしたこと。飛びきれなかったジャンプで、有名になったんですよ。
中には Forum Shops、天井に空が描かれたモールがあって、それが夜明けから夕暮れへとゆっくり移ろい、また戻る。だから外の世界が今何時なのか、まるで分からなくなるんです。そしてそう — もし『ハングオーバー』をご覧なら、ここは、ぽかんとした登場人物が「Caesar はここに住んでたのか?」と尋ねる、あの場所です。念のため答えておくと、答えは、いいえ、です。
このまま北へ、そして右手にしっかり目を向ける準備を。次はほとんどすぐに来ますよ。ホットピンクのネオンのきらめき、Strip 全体で最も古くから生き残っているリゾート — Flamingo です。