Intro — Into the Sepulveda Pass

アメリカで一番混む高速道路が、山にたった一つの低い切れ目へ下っていくところ — 目は道路に、この案内は助手席にどうぞ。

Intro — Into the Sepulveda Pass
Photo credit: aHS / Mapillary (CC BY-SA 4.0). All image credits.

Key facts

Narration transcript

ようこそ。走り出す前に、このツアーの仕組みをひとつだけ。もし運転されているなら、これは音声のツアーです。目は道路に向けたまま、あとは声にお任せください。画面は、助手席の方や、車を停めたときのためのものです。この旅では、建物を見ようと首を伸ばす必要はありません — 何を通り過ぎているか、こちらで全部お伝えしますね。

さて、今いる場所です。405(フォー・オー・ファイブ)、San Diego Freeway を南へ向かっているところで、ここはたいていの基準で、アメリカで一番混む高速道路なんです。前方には Santa Monica Mountains(サンタモニカ山脈)が Los Angeles 盆地をまるごと壁のように塞いでいて、そこを楽に抜ける道はたったひとつ。この高速が糸のように通り抜けていく、低い自然の切れ目 — Sepulveda Pass(セプルベダ・パス)です。これをたどっていくと West LA(ウェスト LA)へ下りて、やがて海にたどり着きます。

今日の旅はこうです。この Pass を抜ける約十八キロのあいだ、車線から見える有名な建物をひとつずつ読みながら、この街のこちら側がどんなふうに造られてきたか、その断面を眺めていきます。丘の上の美術館、コンドータワーが連なるキャニオン、潰れた映画スタジオの撮影所跡に建った街。ひとつの物語を、今まさにはまっている、その車線からお届けします。

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